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農業を中心に発展しコーヒーやカカオなどが輸出される

スリナム共和国は、ラテンアメリカの国の一つです。

かつてはオランダ領であったために、オランダ語が公用語となっています。

面積の小さい国で、人口も少なく、ラテンアメリカでは最小です。

この地域に西洋人がやってきたのは、16世紀のことで、ここではイギリス人とオランダ人が入植しました。

そして、タバコの栽培が行われるようになります。

その後は、コーヒーやカカオなどが栽培されるようになります。

農業に適した環境を生かして、いろいろなものが栽培されて輸出されるようになったのです。

元々その地域に住んでいた民族もいますし、奴隷として連れてこられた人種もいて、また移民を受け入れるなどの政策をとったために、民族性が多様な国の一つだと言えるでしょう。

長期間にわたってオランダ領となっていましたが、自治権を確立して、さらに完全独立を果たします。

このようにして、スリナムの経済状況は農業を中心に発展することになります。

スリナムの経済状況が発展してきた理由のもう一つが資源です。

ボーキサイトが多く産出され、GDPの15%がボーキサイトによるものです。

そして、輸出額に関して言えば、7割がボーキサイトによるものです。

豊かな資源に恵まれていることが、経済に大きな影響を与え、経済を支えている要因の一つとも考えられます。

従来からの農業も盛んに行われています。

現在では砂糖や米、バナナ、柑橘類などが輸出品目となっていて、日本にも輸出されています。

そのほかには、エビがヨーロッパや日本に対して輸出されています。

農業や漁業などの第一次産業に従事する人は、全国民の25%にも上ると言われていて、近隣諸国に対しても盛んに輸出が行われているのです。

たとえば、近隣のアメリカにも輸出が行われています。

輸出についてみてみると、第1位はアルミナです。

これはボーキサイトを加工したものです。

次に金も産出し、これが第2位になっています。

第3位は、魚介類で、第4位は原油です。

ボーキサイト以外にも、金や原油が産出することも特筆すべきことで、今後の経済への寄与が期待されています。

スリナムには、ユネスコの世界遺産に登録されたものが2件あります。

パラマリボ市街歴史地区と中部スリナム自然保護区の二つです。

前者は、文化遺産として認められていて、後者は自然遺産として認められています。

世界遺産に登録されたことによって、観光業にも良い影響を与えると考えられていて、これも経済状況への寄与が期待されています。